ケフィア効果の真相

本当のケフィア効果をご存知ですか?

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ケフィアが今、静かなブームを巻き起こしています。その火付け役はどうやらあの「やずや」らしいのですが・・・。ケフィアについてはいろいろな効果が巷で囁かれていますが、本当のところはどうなんでしょうか。ケフィアの効能としていわれている主なものに、便秘の改善・カルシウム補給・ニキビや肌荒れ対策・体質改善・栄養補給などがあります。そして、そのどれもが確かに正しいのですが、今回のケフィアブームの最大の要因は、やはりその『美肌効果』と『ダイエット効果』にあると思われます。ケフィアが肌の水分値をアップさせることは数々の研究で実証されています。年齢を重ねた女性の肌は、年々潤い成分の量が減少していきますが、ケフィアの体内吸収力と免疫力を高める作用により、肌のハリとツヤを維持できるのです。また、ケフィアのダイエット効果については、通常の食生活+(プラス)ケフィアを食べるだけで腸内バランスが保たれるため、自然な形でのダイエットができ、ムリなくリバウンドもないことが歓迎されています。


ヨーグルトと比べたケフィアの優位性

ケフィアはロシアのコーカサス地方を故郷とする発酵食品で、『若さの源』と呼ばれて愛用されています。同じ発酵食品のヨーグルトと比べると比較にならないほどの優位性があります。ヨーグルトは乳酸菌のみによる発酵乳ですが、ケフィアの場合は乳酸菌のほか酵母など複数の有益な菌の働きにより作られるため、その実力にも格段の差が見られとても魅力ある食品といえます。私たちの腸は非常にデリケートなもので、疲労やストレス、また食事内容によってもすぐに腸内細菌のバランスを崩してしまいます。ケフィアには消化酵素の働きを促進させる酵素が大量に含まれていて、腸内の酵素や消化液の分泌を活発にし、消化器官全体が効率よく働くように腸内環境を整えてくれます。ケフィアは腸内の善玉菌を活性化させ増殖を応援してくれるのです。さらにケフィアはその作り方もヨーグルトに比べるととても簡単で、尚且つ乳酸菌が強すぎないので、酸味が抑えられてとても食べやすいのが特徴です。

お薦めの豆乳ケフィア

ケフィアを作るためにケフィア菌は無くてはなりませんが、必ずしも牛乳が必須なわけではありません。世の中には牛乳の苦手な人もいると思います。そんな人にはぜひ豆乳ケフィアをお薦めします。牛乳で作るケフィアと比べ、ややまろやかな感じが味わえると思います。材料は市販のケフィア菌(通常、粉末タイプが多い)と豆乳だけです。あえて言うなら、市販のケフィア用加温器は用意したほうが楽かもしれません(数千円からあります)。常温でも発酵可能ですが、ケフィアの最適発酵温度が20〜30℃なので、涼しい季節は時間短縮になります。ケフィアを作るときの最も注意すべき点が、雑菌を混ぜないということです。雑菌が混ざったまま発酵を行なうと腐敗することがあります。ケフィアの発酵に使う容器は使用前に熱湯消毒を行い、豆乳はなるべく自家製や豆腐屋さんのものでなく市販のものを使ってください。「無調整」と書かれたものや、スジャータの「豆腐の出来る豆乳」がケフィア作りにはお薦めです。